新入社員が会社を選ぶポイント

最近は人を募集しても応募がないと苦労されている会社が多いです。
若者が減り就職戦線も売り手市場と言われていますから、中小企業が人を集めるのは年々大変になっていくでしょう。
経営者の中にはもっと良い条件を提示しないと人は採れないと考える方もいると思います。

 

そんな中、興味深いデータがあります。
東京商工会議所が6月6日に発表した「中堅・中小企業の新入社員意識調査」によると
「入社した会社を選んだ理由」の上位3つは下記のとおりです。
・仕事の内容が面白そう(44.2%)
・職場の雰囲気が良かった(39.3%)
・自分の能力・個性が生かせる(37.0%)

 

この3つはこの3年間変わっていません。

 

また「採用担当者・社員に好感が持てた」(29.6%)も非常に高い比率となっています。

 

上記データから分かることは、今の若い人が就職に対して重視していることは「仕事の面白さ、やりがい」や「人間関係」であり、待遇面が決定的な要因ではないという点です。

社長や採用担当者がいかに「仕事内容を魅力的に伝えられるか」また「雰囲気の良い職場環境づくりができるか」が重要と言えそうです。