「時間がなくてできない」を克服する方法①

こんにちは、税理士の竹代です。

 

経営者の方が誰しも持つ悩み「やらないといけないことは分かっているが、時間がなくてできない」

これを克服するための方法を、先日友人の経営者から聞いてきたので書きたいと

思います。

その方法は非常にシンプルです。

「予定表に最も重要なことからスケジューリングしていく」という、ただそれだけ。

このように書くと、そんなもの当たり前だと思われるかもしれませんし、

それができれば苦労しないよと思われる方もいるでしょう。

 

この話もよくされることですが、物事には緊急度と重要性の二軸があります。

①緊急かつ重要なこと

②緊急ではないが重要なこと

③緊急だが、重要ではないこと

④緊急でもなく、重要でもないこと

このうち、多くの人は①と③のことに時間を使ってしまいがちで

本当は重要な②をやる時間が無くなってしまいます。

しかしビジネスにおいては、②にいかに時間を割けるかが非常に重要です。

 

そしてそれを実行するための方法が最初に書いた、

「予定表に最も重要なことからスケジューリングしていく」という方法なのです。

 

 

スケジューリングしてしまえば、それ以外のことはその空き時間でやるしかなくなり

ます。

時間が余ったら②をやろうと思っていたら、結局いつまで経ってもできないのです。

 

友人の経営者は、それまで8時に出社していたのを11時出社に変えて

その間一人だけで自分が本当にやるべき業務を行うようにしたそうです。

朝の3時間を空けたのにも実は意味があります。

脳のパフォーマンスは起床時がMAXで、それ以降は疲労により段々パフォーマンスが落ちていくそうです。

ですので、最も重要なことは朝のうちにやるほうが良いのです。

私自身も本気の働き方改革が必要だと痛感しました。

(世間で言われている働き方改革とはまったく意味が違いますが…)

 

次回は、上記の方法を具体的に行う手法について書きたいと思います。

 

■本日の学び

「午前中に最も重要な仕事をする時間を2~3時間確保する。」