竹代事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。代表の竹代慶吾です。
私は学生時代まではまさか自分が将来税理士と司法書士になるとは夢にも思っていませんでした。
私は大学では心理学と教育学を専攻しており、大学卒業後はシステムエンジニアとして海外向け携帯電話の開発に携わりました。しかし入社2年目の冬にこのまま携帯電話の開発を続けても、将来もし他の業界に転職した場合、ここで得た知識はほとんど役に立たないのではないかという恐怖感にとらわれました。今思えば決してそんなことはなかったと思いますが、その時は本気でそう思っていました。そこでもっと知識の汎用性が高く、日本中どこにいっても通用するものはないかと考えました。あれこれ考えた結果、法律の知識は日本にいる限りどんな仕事をしていても使えるはずとの結論に達し、法律の道を志すことにしました。

法律を全く学んだことがなく最難関の司法試験はあまりに現実味がなかったため、資格の雑誌をめくって何か良い資格はないかと探していたところ、司法書士という資格の存在を知りました。かなりの難関ではあるが独立もできるし、法律を使って人の役に立つイメージが湧いたことから司法書士を目指すことにしました。
当初2年で合格するつもりでしたが、結局かなわず。仕事を辞めて実家で勉強していたのですが、当時28歳の私がそれ以上の専業受験は許されず、3年目は実家の会計事務所でアルバイトをしながら勉強することになりました。3回目の試験でなんとか合格できたのですが、会計事務所の仕事のために、最低限の税理士の受験科目も勉強していました。司法書士に合格した時に、このまま司法書士になるか、税理士も目指すか迷ったのですが、中途半端なところでやめるのが嫌だったので税理試験を目指しました。そこからさらに4年間勉強し、33歳のときに税理士にも合格することができました。
たまたま実家が会計事務所をやっていたという理由で目指すことになった税理士でしたが、仕事をやってみると経営者と直接話をして経営に関与できる喜びや専門家として人の役に立つやりがいを味わうことができました。ただ税理士は税の専門家ですが、経営者にとっての一番の関心は「事業の継続・成長」だと思います。そのお手伝いができてこそ経営者にとって本当に価値のある税理士だと考えています。今後も「経営支援ができる税理士」を追求し続け、経営者の方にお役立ちしていきたいと考えております。