たいやきシールから学ぶ売るための秘訣

こんにちは、税理士の竹代です。

 

先日、近所のコンビニに

行ったときのことです。

店に入ると入口の床に

たいやきのイラストのシールが貼ってあり

それが何枚も連なって、

デザート売り場の方に

道のように続いているのです。

そのシールの道をたどって行くと

新商品のデザートたい焼き

(カスタードクリーム入)が

並んでいました。

 

昨年、ワクワク系という

売上UPの勉強会に参加していました。

この勉強会では、

人にいかに買うという行動を起こさせるかを

勉強するのですが、

このコンビニの事例は

まさにワクワク系の実践例です。

 

おそらく店に入ったほとんどすべての人が

このシールに気付き、

「何だ、これは?」と思ったはずです。

そのうちの何割かはシールをたどって

デザート売り場に誘導されたものと

思われます。

 

実際にどのくらいたい焼きが

売れたのか分かりませんが、

何もしていない店に比べると

間違いなく売れていると思います。

 

なぜたい焼きをこの方法で

売ろうと思ったのかは

分かりませんが、重要なことは、

「売っていることを知らないものを

お客様が買うことは絶対にない」

ということです。

 

一見当たり前ですが、実はお店側は

意外にこのことに気付いていないことが

多いです。

自分たちは売っているつもり、

だけど

お客様は全くそれを知らない。

 

だから売っていることを

お知らせするだけで

売れるようになるということが

よくあるのです。

 

もう一度自社の商品やサービスを見直し

お客様がその商品・サービスを

知っているのかどうか

確認してみると良いかもしれませんね。