逆転消費

こんにちは、税理士の竹代です。

今朝ニュースを見ていると、今注目の消費トレンドが紹介されていました。

それによると、「逆転消費」なるものが注目されているようです。

「逆転消費」とは何か?

最も分かりやすい例でいうと、夏にコンビニでおでんを売っている、というやつです。

普通に考えるとおでんは寒い冬にこそ売れるのであって、夏に売れるとは思いません。

しかしガンガンに冷房が効いた部屋にいると、真夏なのに寒さを感じる人も多く

夏でも温かいものが食べたくなるのです。

 

 

このように、これまでの常識を覆すような消費行動が「逆転消費」です。

昨日のニュースでは、冬でも一定の花火需要があったり、

女性向けの筋トレグッズが売れていたり、

男性向けの美容グッズが売れているというものが紹介されていました。

特に男性向けの美容グッズはネット通販が浸透することによって、

店頭で買うのは恥ずかしいという人の購入が増えているようです。

 

ドラッカーは、企業が行うべきは「顧客の創造」だと言いました。

人口減少などにより既存の市場は縮小していくものが多いです。

この「逆転消費」は、まさに「顧客の創造」です。

今扱っている商品のお客様を思い浮かべ、それと真逆のお客様に販売できないかと

考えてみると意外な伸びしろが見つかるかもしれません。

 

本日の学び

既存顧客とは真逆の消費者に自社の商品を販売できないか考えてみる。